■DRAPING FIVE-TUCK WIDE TROUSERS
流麗なドレープと品のあるヘリンボーン柄が描くワイドトラウザーズ。
<デザイン>
・片側に5本のタックを配した、奥行きと大胆な分量を持つトラウザーズ。
・サイドのスラントポケットをタックの角度と合わせることで、視覚的に6タックに見せるデザイン。
・タックと陰影が重なり合うことで、身体のラインを自然に覆いながらたっぷりとしたドレープが現れる構造。
・一つひとつのタックを浅く設定することで過度な主張を抑えた、布の流れを美しく見せるバランス設計。
・連なる控えめなタックがドレープの流線を際立たせるワイドな仕立て。
・股上の深い腰回りから、裾に向かってストンと落ちるシルエット。
・クラシックな素材の上品さと、計算されたタックによるドレープを兼ね備えた一本です。
・素材の落ち感と豊かな分量による立体的なフォルムを楽しめます。
・ドレーピングシャツ001とのセットアップもおすすめです。
<素材 / 生地>
・組織と色の両面から立体感を描いた、これまでにない表情のヘリンボーン生地。
・まるで消えかけたヘリンボーンのように見えることから名付けた、シャドウヘリンボーン生地。
・遠目には無地のように見えながら、角度や光によって影のように柄が現れるオリジナル素材。
・フランネル組織を掛け合わせることで微起毛の表情を加え、ヘリンボーン特有の矢羽の輪郭を曖昧にし、影のように浮かび上がる繊細な柄を表現。
・輪郭が溶け合うことで、ヘリンボーンの存在が影のように浮かぶ設計。
・濃淡の異なる霜降り糸を先染めで使い分けることで、奥行きのある色合いに仕上げています。
・程よい厚みを持ちながら、Super120’sウールならではの滑らかな肌触りと美しいドレープ感を備えた、長いシーズンで着用できる素材です。
<デザイナーコメント>
クラシックな正装素材をどのように再解釈し、モダンに作り直せるか。「シャドウヘリンボーン」は、その問いに対するひとつの答えとして生まれた生地です。クラシック素材の代表のひとつであるヘリンボーンに改めて目を向け、時間をかけて検討しました。ヘリンボーンは矢羽組織による端正で美しい織り柄が魅力ですが、そのまま用いると、自分には少しクラシックに寄りすぎて見えてしまうことが課題でした。良さを残しながら再解釈するために考えたのが、「矢羽の境界を消す」というアプローチです。単に柄を弱めるのではなく、フランネル組織を掛け合わせることで微起毛の表情を加え、矢羽の輪郭そのものを曖昧にしました。
■nonnotte(ノノット)
文化服装学院卒業後に渡仏し、「イヴ・サンローラン」にてメンズとウィメンズのデザインやパターンなどを担当した杉原淳史が23AWより立ち上げたブランド。国内の職人と共に作り込んだ上質な素材と立体裁断を用いた「人体」と「空気」を意識した服作りが特徴。