■SUITING SPORTS SHIRT
上品なスーツ用ソリッド生地に新たな役割を与えたスポーツシャツ。
<デザイン>
・羽織りにも一枚着にも活躍するウール素材のロングスリーブシャツ。
・コンパクトなファスナーと、無造作に揺れる長いジッパータブがアクセント。
・比翼前立ての開閉はスナップボタン留め。
・左胸にフラットなポケットを配置。
・袖口に向け端正に織り込んだ立体的なアームライン。
・前後差をつけたフォルムの異なる裾の形状。
・背面は動きやすさを考慮したサイドタック仕様。
・スポーティなデザインをテーラリングへと移行することで、機能と形式の関係が再配置されています。
・4タックワイドスラックスとのセットアップも可能です。
<素材 / 生地>
・本来スーツを作るのに適した、しなやかなウール素材。
・美しいドレープを生む、なめらかな光沢のあるソリッド生地です。
<デザイナーコメント>
父が着ていたファスナー開きのプルオーバーから着想を得ています。幼少期のおぼろげな記憶の中で、妙に頭に残っているディテールであり、それを組み込んだアイテムを展開したいと思い、製作しました。ドレスシャツをベースにしながら、前開きは比翼仕立てにすることで、そのディテールのみが印象に残るようなデザインに仕上げているのが特徴です。
<シーズンテーマ>
2026年秋冬コレクションのテーマは「ORDER」。デザイナー玉田達也が帰省した際に目にした父の警察制服姿の写真をきっかけに、自身の服作りの原点にある構造を見つめ直したことに由来する。警察官としての役割を示す制服は、社会的な秩序と機能を体現する衣服だと定義しテーマに採用。着用者の身体と制度の関係を明確に規定する形式やディテールに着目し、ユニフォームの構造を起点に再構築している。
■Tamme(タム)
sacaiで6年間メンズのパタンナーを務めた玉田達也が、2021年秋冬シーズンにスタートさせたブランド。ニュートラルな視点を軸に、クラシックとモダンが溶け合う上品なストリートスタイルを提案しながら、服の構造や概念を再解釈した「抽象衣服(Abstract Clothing)」を通じて、現代の衣服観の再定義を促している。ブランド名は、性別を示す“homme(男性)”と“femme(女性)”の共通部分に、デザイナー玉田達也の名前を掛け合わせている。