■HALF SLEEVE SHIRTS
気品あふれる艶やかな生地にボタニカル模様を描いたオープンカラーシャツ。

＜デザイン＞
・1960年代に環境問題を告発したアメリカの生物学者、「レイチェル L カーソン」の著書センスオブワンダーをインスピレーション源にした、白防抜染の草柄が印象的なデザイン。
・京都を拠点に伝統工法で手捺染を行なっている、「藤田染苑」との協業によって生まれた唯一無二の生地が特徴です。
・幅と長さのある袖を配したボックスシルエット。
・タックインもアウトもすっきりと決まるスクエアカットの裾。
・こだわりの素材と模様が引き立つポケットレス仕様。

＜素材 / 生地＞
・⻘い渋柿を絞った液を二年間発酵させ柿渋液を作った、柿渋草柄の羽二重シルク生地。
・塗布として暖簾などに塗られるのが一般的な柿渋をペースト状にし、手捺染と白防で柄にできる「藤田染苑」の希少な技術を堪能できる素材。
・柿渋染の歴史は室町時代にまで遡り、防腐、防水効果を持つことから⺠衆の機能服として重宝され、京都の染めの歴史は京友禅とともに興隆。水が綺麗な京都だからこそ可能な、鉄分を多く含む地下水で洗いをかけることで綺麗な深い茶色を再現しています。

■SEEALL（シーオール）
デザイナー瀬川誠人は京友禅の絵付職人と着物仕立屋の家系に生まれ、幼少期より工房で時間を過ごす。2015年イタリア企業と共同で＜MAISON FLANEUR(メゾンフラネール)＞を立ち上げ、デザイナーとクリエイティブディレクターを兼任。よりコンセプチュアルなディレクションを目指し、2019年秋冬シーズンより当ブランドをスタート。世界の職人技術の継承と再解釈、サブカルチャーから着想したユニバーサルな物作りを追求している。