■C/N OVERSIZED TAPERED LONG SLEEVE
「ロンT」という言葉が似合わないロングスリーブを作りたい、そんな思いから生まれた一枚。
<デザイン>
・一枚で着ても頼りなさがなく、レイヤードしてもかさばらないトップス。
・Tシャツの気軽さはそのままに、見え方はロンTではない、立体的なプルオーバーのように見えるバランスを目指したデザイン。
・柔らかいだけでも硬いだけでも出せない、ブランドらしい造形のロングスリーブ。
・ドレーピングの設計思想とジャージーの落ち感、適度なハリが融合することで成立した立体感。
・オーバーサイズの分量を取りながら裾に向かってしっかりとテーパードさせた、「形」から組み立てる独特のシルエット。
・布が裾にだらしなく溜まらないよう、分量と収束の関係を細かく調整しています。
・アームホールを大きく取り、そこから生える袖をブルゾンのように繋げた立体構造です。
・袖のふくらみとボディによるテーパードラインの対比によって、シンプルでありながら動きのあるフォルムが生まれます。
<素材 / 生地>
【素材の基本情報】
・ブランドが独自に紡績した Super140's のウォッシャブルウール天竺生地。スタンダートTシャツのSuper120'sと同じ設計思想をベースに、より細番手かつ高密度に編み立てたハイゲージバージョンで、やや肉厚で安心感のある仕上がりです。
・ハイゲージで編み立てているため目面が非常に整っており、ジャージーでありながら品のある表情を持っています。
【素材へのこだわり】
・必要ロットが大きく簡単にできるものではない、原料段階からのオリジナル紡績による素材。色の深みと陰影、面の奥行きを原料から設計したいという考えにより、デザイナーが糸づくりの段階から追求。
・紡績の段階で糸の断面に立って残る毛羽を、撚りをかけながら内側へ巻き込む設計。
・表面に毛羽立ちが出にくい、非常に滑らかなタッチの仕上げ。
・加工に頼らず、糸設計そのものによって美しさと耐久性を両立。
【着用時の特性】
・Super140's ならではの繊細な原料により、肌触りはしなやかで上質。
・汗をかいてもベタつきにくく、速乾性と防臭性にも優れています。
<デザイナーコメント>
世の中にあるロングスリーブTシャツは、どれも似た見え方になりやすく、平面的で、どこか頼りない印象がありました。これは、インナーとして仕方なく着る存在ではなく、一枚で成立するトップスにしたかったのです。そのため、長いシーズンで安定して使えるバランスに整えました。素材は肌離れの良さ、ドライなタッチ、自然な艶、ウールジャージーの機能性と、上質な見え方を高い次元で両立しています。軽やかでありながら、どこか誇らしさのある佇まいになる素材です。ハイゲージジャージーとしての完成度も、ぜひ楽しんでいただきたいと思っています。
■nonnotte(ノノット)
文化服装学院卒業後に渡仏し、「イヴ・サンローラン」にてメンズとウィメンズのデザインやパターンなどを担当した杉原淳史が23AWより立ち上げたブランド。国内の職人と共に作り込んだ上質な素材と立体裁断を用いた「人体」と「空気」を意識した服作りが特徴。