■TRACKER JACKET
ミストブリーチ加工を施した、一重仕立てのトラッカーデニムジャケット。
<デザイン>
・ワークウェア特有のカッティングやステッチワークを取り入れたデザイン。
・テーラリング仕立ての端正な佇まいを覗かせるノッチドラペル。
・ややゆとりのあるボディに、シャープな袖山のラインを配したパターン設計。
・接ぎ合わせを利用したフロントシームポケット。
・裾はサイドボタンでアジャストが可能。
・開きは高級感ある水牛ボタン留め。
・靄(もや)がかかったような繊細なブリーチ加工によって、奥行きのある表情を引き出しています。
・特殊な加工を施した、製品ごとに異なる唯一無二の風合いが特徴です。
<素材 / 生地>
・広島の備後産地にて、強撚コットンを使用して織り上げられた11.5ozのデニム素材。
・強撚糸ならではのシャリ感あるタッチが特徴。
・ミストブリーチ加工を施すことで、絶妙なムラ感のある表情に仕上げています。
・上品でニュアンスのある表情豊かな風合いが魅力です。
・クリーニング+水洗い可能。
※特殊ミストブリーチ加工によって、一着ずつ色落ちの表情が異なってきます。
<デザイナーコメント>
デニムジャケットでありながら、テーラードのようなバランスを組み込んだパターン設計にこだわっています。ジャケットのような綺麗な襟の返りと、通常のデニムアウターには見られないシャープな袖回りを合わせることで、まるでテーラードジャケットのような美しいシルエットに仕上げました。これはハンガーに掛かった状態では分からない、実際に袖を通して初めて感じていただけるポイントだと思います。そのほか、一着ごとに異なるムラ感を生むミストブリーチも、幾度も試作を繰り返して出来上がったこだわりの加工です。
<シーズンテーマ>
26AWシーズンのテーマは「Latent Presence(潜在する存在)」。装飾や権威の誇示ではなく、抑制され静けさを帯びた「日本的フォーマリティ」の様式美に着目した。着想源の根底は建築家の谷口吉生氏が手がけた美術館建築。コレクションは服に過剰な装飾を足すのではなく、素材や仕立ての良さ、美しい輪郭といった要素を徹底して磨きあげている。一見しただけでは分からない緻密な作り込みがあってこそ「意志のある沈黙」が服に宿るのだと考え、空間が作品を生かすように、着る人の感覚をそっと正しい位置に戻してくれるようなアイテムを展開。
■IRENISA(イレニサ)
ヨウジヤマモト社出身のパタンナー小林祐と、サポートサーフェスで企画・生産・デザインを経験した安倍悠治のデザイナーデュオにより2020年AWにデビュー。コンセプトはシックと皮肉を意味する「CHIC WITH SARCASM」。ジャケットやコート、シャツなどメンズ服の定番とされている型やディテールを2人の視点で変化させ、長く着られる服を提案している。