■DRAPING SHIRT TYPE C
存在にすら辿り着けないような、極希少生地で仕立てたプルオーバーシャツ。

＜デザイン＞
・輸入に2年、紡績に1年、織りに1年と合計約4年の歳月をかけて素材が完成したドレーピングシャツ。
・フロントに美しいドレープを生むマチを収納したスタンドカラーデザイン。
・ボタンを閉めるとスキッパーシャツのようなニュアンスが現れ、マチがあることで共地のインナーが見える設計。
・ボタンを開けてマチをラフに流して見せる、カジュアルさの中に色気が覗く着こなしもおすすめです。
・ロンTのような感覚で着こなせることに加え、インナーシャツとしても使えるボリューミーなシルエットを、嫌味な大きさではなく現実的なシチュエーションを意識し作成しています。
・立体裁断によりアウターのような余裕を持たせた、野暮ったさを消すスリーブとドロップショルダーが特徴的。

＜素材 / 生地＞
・とある1社が独占しているため日本でしか手に入らない、インド政府公認の完全別注生地を使用。
・スビンゴールドシュプリームという特別な綿を用いて、生地の製作を協業している「カネタ織物」の培ってきた撚りのノウハウを全てつぎ込み、糸づくりから開発を行ったオリジナル素材。
・スビンゴールドシュプリームは、品種の中でも優良種を選抜してつくられた素材で、繊維長と強さに優れています。 
・「シルクにはない綿ならではの品のある光沢、しなやかさ、最高のタッチ、程よいドレープと、原綿に関しては世界最高ではないかと考えております。通常の甘織りだと風合いは出ますが、密度が少ないゆえに頼りなくなりがちです。その懸念を払拭したカネタ織物の流石の技術により生み出された素材に、甘く織るとこうなるんだと衝撃を受けました。何度も洗った際、しなやかな密度を込めた甘さが全くへたらずに変わらなかったので、感動が走りました。」とデザイナーが語るこだわりの素材です。

■nonnotte（ノノット）
文化服装学院卒業後に渡仏し、「イヴ・サンローラン」にてメンズとウィメンズのデザインやパターンなどを担当した杉原淳史が23AWより立ち上げたブランド。国内の職人と共に作り込んだ上質な素材と立体裁断を用いた「人体」と「空気」を意識した服作りが特徴。