■about kotohayokozawa

2015年にスタートした横澤琴葉(ヨコザワ コトハ)がデザイナーを務めるウィメンズブランド。即興的な手法で仕上げた一点物のアイテムを数多く製作することで、ブランドの地位を確立している。またコンセプトの異なるセカンドライン「トゥードゥー コトハヨコザワ(todo kotohayokozawa) 」「サムバディ コトハヨコザワ(somebody kotohayokozawa)」も展開しており、ファンを拡げ続けている。

コンセプトは「何でもない日々に収まりきれない気持ちを着る」

 2015年にスタートした横澤琴葉がデザイナーを務めるウィメンズブランド「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」。メインラインの他に、実験的なものづくりを行う「トゥードゥー コトハヨコザワ」古着などをカスタムして作る「サムバディ コトハヨコザワ」も進めながら、服との新しい関わり方を常に提案している。


 ブランドコンセプトについて横澤は「何気ない日常から着想を得ることが多く、 身に付けた人の感情と振る舞いの繋がりを常に追求している」と話す。横澤が生み出すキャッチーなアイテムやブランドの立ち振舞いは、業界内からも注目を集めており、シーズンを重ねる毎にその存在感を増し続けている。

「コトハヨコザワ」を代表するセカンドライン「todo kotohayokozawa」のプリーツトップス


 プリーツシリーズ「トゥードゥー コトハヨコザワ」は、ブランドを語る上では外せない人気ライン。「"今日着よう"とか"明日着よう"と思った服をすぐ作って着れるようになれば理想」という思いから、約25分で作れるプリーツトップスを発案したことが「todo」のスタートとなっている。


 シワになりにくく乾きやすいポリエステル素材で作られており、さらっとした肌触りが特徴。またプリーツ素材でサイズを気にせずに着られるという点も人気の理由の一つだ。「todo」シリーズに多用されているメローロックと曲線でカットされたデコレーションパーツは、一点物を作っていた当初に編み出されたもので、今も変わらないスタイルで製作されている。シーズン毎に変わるグラフィックプリントは、日常で気になった風景やモチーフをデザインに落とし込んでおり、アイテムを通してデザイナーの今の気分を感じることができる。

ポップな差し色を多く取り入れた2022年秋冬コレクション

 今シーズンは「気温や気候が変わっても決して気分は左右されないでいて欲しい」という想いから、ポップな差し色を多く取り入れて制作したという横澤。"寒い冬空が続く毎日で着るものを考えるのも嫌になってしまう、というたまに訪れるなんにもしたくない日"に着られるリバーシブル仕様のコートやスウェット、あらかじめウォッシュやワッシャー加工が施されたシャツとデニム、もっちりとした質感のインナーアイテムやベロア生地を使ったアイテムなど、心地良く着られるアイテムを中心に取り揃えている。「スタイリング次第でシーン問わずにいつでも自分らしく振る舞うことができるラインナップです」と解説している。

デザイナーのお気に入りはリバーシブルスウェット

 デザイナーがお気に入りのアイテムとして挙げたのが、リバーシブルスウェット。起毛側にスクリーンプリント、天竺面にはロゴ刺繍のワンポイントが施されている。襟ぐりや袖口には、ブランドらしいメローロックと糸足が垂れている。


自分なりのスタイルを楽しめる人に着てほしい


 「公園でおにぎりを食べていても、レストランでディナーを食べていても、場所や環境を問わず自分なりの楽しみ方ができる人に着てほしい」と横澤は話す。カジュアルにもフォーマルにも着こなせる柔軟性を持つ「コトハヨコザワ」のアイテムは、装いによってその人らしさをより引き立ててくれる。


ブランドと関係の深い人物は、日高俊



 「ヒダカ(HIDAKA)」を手掛ける日高俊は、ゾゾ(ZOZO)のD2Cプラットフォーム事業「YOUR BRAND PROJECT」からスタートした「シンク(SINK)」を横澤と一緒に立ち上げたパートナーであり、生活をともにする夫婦でもある。彼らが運営している公式Youtubeチャンネルでは、「シンク」の商品説明だけではなく、2人の馴れ初めや学生時代の話など、ブランドとデザイナーをより深く知ることができる。