■about INSCRIRE

 「アンスクリア(INSCRIRE)」セレクトショップでデザイナーやMD、バイヤーなどの経験を積んだ岡ゆみかが立ち上げたブランド。2017-18年秋冬シーズンに欧州ブランドの輸入販売をメインに手掛けるアマンからデビューした。2021年春夏シーズンにスポーツアイテムに焦点を当てた新ライン「INSCRIRE CLUB SPORTS & RICH HEALTH」をスタート。

新たな価値観やスタイルの提案するアンスクリア、コンセプトは「STREET LUXURY」

  ミリタリーやワーク、ヴィンテージといったメンズスタイルの解釈から生まれたコレクションを製作し、それらをミックスして着ることで化学変化を起こし、新たな価値観やスタイルを提案。普遍的でありながら遊び心のあるスタイルで、着る人のパーソナリティを引き出すことを目指す。オーセンティックとモード、カジュアルとラグジュアリーの全てを共存させることで、エレガントで上質なカジュアルスタイルを提案している。


 また、デザイナーの岡が服を作る上で重要視しているのが"永く着られるかどうか"。「永く着られる服とは、歴史のあるオーセンティックなスタイルやタイムレスなアイテムがベースになっています。誰もが知っているアイテムに自分なりのバランスや、アレンジを加え時代を超えて生き残るワードローブを目指しています」と説明している。ブランド名の「INSCRIRE」は、フランス語で直訳すると「刻み込む」「書き込む」といった意味合い。「自分が『いいな』と思ったアイテムを少しずつプラスし、ワードローブが完成させれていくイメージ」なのだという。

「アンスクリア」を代表するアイテムはデニム



 デニムコレクションも発表しているアンスクリア。「シーズンの気分を入れたデニムを毎シーズン発表しています。着る人や、スタイリングで表情を変えられるデニムは、アンスクリアのワードローブに欠かせないアイテムです。素材や加工はヴィンテージからインスピレーションを得て、何度もサンプルを作りながら、ついつい履いてしまう愛着の湧く1本を目指しています」とデザイナーの岡は太鼓判を押す。


 定番のフレアデニムパンツについては「女性が気になる太ももの太さやO脚、ヒップなどの悩みを隠せるシルエットを目指しており、色の濃淡やセンタープレスラインを加工で入れることで脚をより真っ直ぐ長く見せる事が出来ます。また、裾をランダムにカットし加工を入れることで着用した時のバランスが良く見えるように計算されたパターンです」と解説する。


2022年秋冬コレクションは5周年を祝福するコラボアイテムが充実

 設立5周年を迎える2022年秋冬シーズンは、ブランドのベースである普遍的なアイテムをコンセプトに、サイズや丈のバランス、カラー、遊びのあるディテールを加えた「NEW IVY STYLE」を展開。このほか5周年を祝して、「ヴァン(VAN)」、「トリッカーズ(Tricker’s)」、「クラークス オリジナルズ(Clarks ORIGINALS)」の3ブランドとコラボ。時代を超えた愛されるスタイルや名品をアンスクリアのフィルターを通し、新しい価値観を提案していくという。

最新コレクション、デザイナー岡の好きなルックはトラッドな雰囲気が漂う1枚

お気に入りのルックとして挙げたのは、トラッドな雰囲気が漂う1枚。「誰もが知っているベーシックアイテムのスタイルですが、オーバーサイズのブレザー・ショート丈のチルデンニット、デニムをレイヤードしたチノパンの、チグハグのバランス感が新鮮で気に入っています」とコメントしている。

2022年秋冬、デザイナーのお気に入りはレイヤードシャツ

 また、アイテムでブルーのレイヤードシャツをピックアップ。ベーシックなボタンダウンのシャツを重ね着したレイヤードシャツは、上下どちらからでも着用できるというユニークな仕様。レイヤードするだけではなく、ドレスとして着たり、袖の結び方でアレンジしたりと、様々なスタイリングが可能です。「着る人の想像力え無限大にスタイリングが広がり、日々の変化を楽しんでいただけるシャツです」と解説している。

アイデンティティのある人に着て欲しい


 デザイナーは「アイデンティティのある人に着て欲しい」とコメント。「ファッションには正解がないので、自分の好きなものをワードローブと組み合わせて、自分流の着こなしを楽しんで欲しい」のだという。

リバーシブルや3way…スタイリングの幅が広がるディテール





 アンスクリアのアイテムには、リバーシブル仕立てや2〜3wayで着こなせるディテールが多く採用されている。これにはデザイナーによる「日々のスタイリングや気分に合わせて自由に着られるよう、仮縫いのときはワードローブを巡らせながら作る。洋服を着ることを楽しんでほしい」という思いが込められている。